軽自動車 旅 … できたら日本一周と100名山登攀(10)北海道編⑥

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軽自動車ひとり旅の続きです。利尻島、礼文島から稚内に戻りました。天気予報を見ると、これから阿寒湖など内陸部の天気が良くなりそうなので、前回、天気が悪くてパスした雌阿寒岳登山のリベンジ、そして大雪山旭岳登山をするべく移動開始です。

7月24日(月)

サロマ湖への移動

雌阿寒岳に行くために、今日は稚内からサロマ湖まで海岸線を走って移動です。先週来た道を戻ります。生憎の雨です。雨の中、自転車で北海道を旅している人達もいます。

本日は、移動で終了。「道の駅 サロマ湖」で車中泊。

7月25日(火)

弟子屈、摩周湖、阿寒湖

昨日の雨は止み、朝から暑い日が始まりました。今日はまず、雌阿寒岳近くの弟子屈(近くに摩周湖があります。)に向かいます。弟子屈は1週間半前に通り過ぎ、その後、摩周蕎麦という名物があることを知りました。その摩周蕎麦を食べに、弟子屈に向かいます。ネットで調べて、「手打ちそばの両國」さんに入りました。もり蕎麦を注文するつもりでお店に入ったのに、メニューを見ていたら、思わず天丼セットを頼んでしまいました。こちらのお蕎麦は、ご年配のお母さんと、その娘さんが打っているということで、蕎麦の太さが、太いのがあったり細いのがあったり不揃いなのが特徴です。この太さのの不揃いの蕎麦の食感が良く、美味しかった・・・。それと蕎麦を噛んでいると甘くなり、初めての美味しさでした。

摩周蕎麦を食べ、まだお昼過ぎで、せっかく摩周湖が近くにあるので、摩周湖を見に行くことにしました。午前中は快晴だったのですが、大気が不安定なようで、摩周湖展望台に着いた頃は、空が黒くなってきました。駐車場から展望台まで登り坂を200mぐらい上がり、摩周湖をやっと望むことができました。展望台に立って摩周湖を眺め始めると、背後の屈斜路湖の方から黒い雲の連なりがどんどん近づき、自分の頭上を背後から前へ流れて行きます。すると、背後近くでいきなりピカッと閃光と音が同時に起こり、大粒の雨が降り始めました。瞬間的に、展望台の一番上に立っている自分は危ないと思い、一目散で駐車場に停めてある車に向けてダッシュ!いや~、久しぶりにダッシュしました。無事で良かった。

雷雨の摩周湖を離れ、今日、車中泊する阿寒湖の無料駐車場へ。

駐車場に入ると、駐車場の真ん中に揃えられた靴が・・・。置いてきぼりの靴です。

本日終了。「阿寒湖無料駐車場」で車中泊。

7月26日(水)

雌阿寒岳(標高1499m)

今日は、百名山の雌阿寒岳に登ります。雌阿寒岳は、コース標準時間:3時間40分の登り易い山です。でも道東の山ですので、今回、熊対策として、熊除けベルに加えて、熊撃退スプレーを持ちました。北海道に入って苫小牧のモンベルに寄った時、お店の人から北海道の山登りには絶対「熊撃退スプレー」の携行が必要と言われ、熊撃退スプレー買いました。

朝5:30 登山開始。

登り始めは、こんな登山道です。

今日は久しぶりの快晴。

八合目まで来ました。雌阿寒岳は活火山で、2006年、2008年と小規模な水蒸気噴火を発生しています。山頂近くまで来ると火口が見え、噴煙が確認できます。ツバメがたくさん飛んでます。餌となる虫がたくさんいるようです。

7:30 山頂到着。山頂には、6名ほどの登山者が。。。福岡、富山など、遠方から登りに来られている人が多いこと。

山頂でおにぎりを食べて、8:00 下山開始。

9:30 下山。出発から下山までトータル4時間のちょうど良いコースでした。

午前中に雌阿寒岳から下山し、次は、明後日、大雪山旭岳に登ります。そのために、これから北見に移動します。午前中は晴れて蒸し暑い北海道でした。そのため、午後から積乱雲が発生、北見に入ると、夕方から雷と強烈な雨が断続的に降り始めました。こういう時は、道の駅で待機です。

本日終了。「道の駅 おんねゆ温泉」で車中泊。

7月27日(木)

旭川

大雪山旭岳を登るために天気予報を見ています。今日はまだ、天気は不安定で雨が降るようで、明日の方が天気が良さそうなので、明日、大雪山旭岳に登ることとしました。それと、車中泊で車にゴミが溜まってきたので、今日は、ゴミが処理できるキャンプ場に宿泊したいところです。ネットで大雪山近くの旭川でキャンプ場を探していると、「旭川市21世紀の森」というのがあり、そこにオートキャンプ場があるのを見つけました。今日は、そちらのキャンプ場に行ってみます。「道の駅 おんねゆ温泉」を出発し、旭川を目指します。広い耕作地の中をひたすら走ります。

21世紀の森キャンプ場に着きました。こんなに広くて、一泊300円とリーズナブルなキャンプ場です。天気は予報通り不安定で、時折どしゃぶりの雨が降ります。

本日終了。「旭川市21世紀の森キャンプ場」で車中泊。

7月28日(金)

大雪山旭岳(標高 2290mm)

今日は、大雪山旭岳に登ります。大雪山旭岳は標高2290mの山で、北海道で最も高い山です。アクセスはし易く、標高1100mまでは車で行き、そこから大雪山旭岳ロープウエイで標高1600mまで上がります。そこから、旭岳山頂までの登山となります。平日のロープウエイの始発は6:30なので、それに乗るために、キャンプ場を朝4:00過ぎに出発しました。キャンプ場からロープウエイ乗り場まで1時間半ぐらい掛かります。途中、朝日が昇ってきました。

6:00前にロープウェイ乗り場に着きました。ロープウェイ乗り場の駐車場(有料)は、6:30にならないと開かないので、乗り場手前にあるビジターセンターの駐車場(無料)に車を駐車。もうかなりの登山客が来ています。登山の準備をしてロープウェイ乗り場に 6:10 頃行くと、もう始発便乗車の列ができています。平日なのにすごい! ちなみに、このロープウェイのお値段高く、10分乗車なのですが、往復3200円です。

自分も並んで、始発便に乗りました。10分で山頂に到着。登山届に記帳します。

ロープウェイ山頂の姿見駅の気温は、15.5℃です。涼しい~! ここから登山開始です。姿見駅の周辺は遊歩道になっていて、ぐるっと一周、1時間ぐらいで廻れる散策コースとなっています。

遊歩道エリアには幾つもの池があります。

旭岳には地獄谷があり、地獄谷の噴気孔からは火山ガスが噴き出ています。

山頂に向けて登ります。火山なので草木はなく、石と砂利の山道はゴロゴロしていて登り難く、帰りの下山が滑りそうです。

山頂に到着です。

頂上で30分ほど景色を堪能して、下山です。上から見た地獄谷です。

7月末だと、まだ花を見ることができますが、この感じだと花のピークは7月初旬かな?

下山して、旭岳を記念撮影。

ロープウェイで下山しました。下の駐車場は車でいっぱいです。

旭岳の登頂も完了し、次は、ここ北海道の内陸から日本海側へ出ようと思います。今日は、その日本海側への途中経路にある幌加内に向かいます。

旭川を抜け、幌加内に入って来ました。旭川周辺は田んぼが沢山ありましたが、幌加内に入ると、あたり一面、次から次と小さな白い花を咲かせた広大な蕎麦畑に変わりました。走っても走っても蕎麦畑が続くので、日本の蕎麦は全部ここで作られているのでは?と思うほどです。広大な蕎麦畑は、ビューポイントになっていました。

本日終了。「道の駅 森と湖の里 ほろかない」で車中泊。

コメント

  1. 木村 泰 より:

    証さん
    蒸し暑い川崎にいますと、写真見るだけで涼めます。ありがとうございます。
    横顔が、照れ屋さんの証さんらしい。

    引き続き楽しみにしてます。道中お気をつけて。
    木村

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