
軽自動車ひとり旅の続きです。いよいよ北海道に上陸です。今回、生まれて初めて北海道の山に登りました。初めて登った山(百名山)は、羊蹄山です。行程は、函館から襟裳岬までとなります。
2023年7月8日(土)
大間 → 函館 → ニセコ
津軽海峡フェリー大間ターミナルです。朝6:00、7:00出航フェリー乗船のために順番整列です。(乗船時間:1:30)

前に並ばれているジムニーは、山口ナンバーで自分と同じ年齢ぐらいのご夫婦、ワンちゃん3匹(中型犬1匹、小型犬2匹)が同乗していました。どんな風に旅をされているのでしょうか?

艦内乗船。満乗船です。

7:00 出航。大間を後にしました。
乗船券はスタンダード券を購入。艦内のスタンダードエリアは床室で、満杯だったので屋外のデッキで外を眺めてました。帰りは、函館→青森 のフェリー(乗船時間:3時間)を予定しているので、シート席を取った方が良いかな?

函館山が見えてきました。函館湾に入り、もうすぐ函館港に到着です。


8:00 函館港到着。下船開始です。

フェリーに乗っている間、函館に着いてからのスケジュールを考えていました。まず、天気なんですが、明日までは良いのですが、それ以降は曇りが続きそうです。百名山は、まず、函館から一番近い羊蹄山(標高 1898m)に登りたいのですが、北海道初めての山で1人登山だと心細いので、登山者がたくさんいそうな土日に登りたいと考えました。明日は、日曜日。天気も明日までは良さそうなので、函館観光はせず、羊蹄山麓のニセコまで(距離約160km)一気に移動することとしました。
羊蹄山が見えてきました。羊蹄山は、円錐形の成層火山(活火山)で、富士山に似たその姿から蝦夷富士(えぞふじ)とも言われています。山頂には、直径700m、深さ200mの火口(父釜)があります。前々前回登った岩手山と同じような山です。
羊蹄山登山、コースガイドから9時間掛かるので、明日は、朝6時前に登山開始。そのために今日は、道の駅 ニセコビュープラザで車中泊です。函館からニセコまで、今日は暑くて30℃超えです。道の駅のソフトクリームです。



本日終了。「道の駅 ニセコビュープラザ」で車中泊。
7月9日(日)
羊蹄山(標高1898m)
朝4:30に起き、道の駅 ニセコビュープラザ から羊蹄山登山口に向かいます。
朝の羊蹄山が近づいて来ます。

5:00 登山口の駐車場に着。今回は、俱知安コースで登ります。さすが日曜日。もう沢山の人が来ています。これから9時間以上の登山行程です。急いで登山準備。

5:30 登山口で登山届を出して、登山開始。






9合目に到着。9合目のあたりには、エゾシマリスが飛び回っていました。動きが早く写真が撮れないため、添付写真は「ウィキペディア」から引用です。



あれが山頂でしょうか? 違うんですね! 羊蹄山の頂上には大きな火口があり、俱知安コースでは、火口の逆側に頂上があるため、外輪山を頂上目指してさらに40分歩かなければなりません。



火口と外輪山です。



やっと頂上が見えてきました。そして、10:00 登頂。



羊蹄山の外輪山を時計回りに回って頂上につきましたが、時計回りで下山ルートまで行くには、結構危ない岩場があります。

岩場を懸命に進んでいると、トレイルランのお兄さんに抜かれました。このお兄さんの凄いのは、靴がサンダルなんです。標準登山時間9時間越えの羊蹄山をサンダルで登ってらっしゃるとは・・・。しかもこんな危険な岩場を! びっくり!!
高尾山では、裸足で登山されている方、一本下駄で登山されている女性などをお見掛けしたことがありますが、羊蹄山でサンダルトレイルランとは、恐れ入りました。


帰りは、下に見える避難小屋に寄って下山です。




15:30 下山です。イヤー下りが長かった。朝5:30に出発して、下山15:30、10時間掛かりましたね。避難小屋で30分昼寝しましたけど、長かった。下山後、帰りの羊蹄山です。

今回の旅で、登山は、「安達太良山」「蔵王山」「朝日岳」「栗駒山」「岩手山」「八幡平」「八甲田山」「羊蹄山」と登りましたが、朝日岳以外はすべて火山活動で形成された山です、ですので、山の雰囲気が似てます。火山形成された山は、似ているので、もうしばらく登らなくても良いかなと思ってますが、北海道 利尻島にある「利尻山」には登るつもりです。
本日終了。「道の駅 ルスツ」で車中泊。
7月10日(月)
洞爺湖、昭和新山、室蘭
本日は、まず洞爺湖へ。平日の午前中なので、観光客はまったくいません。
洞爺湖と言えば、2008年に開催された洞爺湖サミットが有名です。その「北海道洞爺湖サミット記念館」があるので行ってみました。





次に、洞爺湖の湖畔にある「昭和新山」に行ってみました。ここは、何かエネルギーを感じる風景で、観光客もかなりいました。駐車場もしっかり有料です。駐車料金(500円)回収のおじさんが何人もいらっしゃいます。次から次へと車での観光客が来るので、駐車料金は良い収入になっているでしょう。
また、昭和新山は、今回のこれまでの旅で見られなかった中国からの観光客が多く見られました。




昭和新山を後にして、今日夜車中泊予定の 鉄の街 室蘭に向かいました。
室蘭は、1998年に写真の「白鳥大橋」が建造され、工場地帯と併せた夜景のスポットとなっています。
室蘭には初めて来ましたが、「日本製鋼所」があることがずっと記憶されています。学生から就職して最初に配属された職場の厳しい部長が、日本製鋼所 室蘭 ご出身の方でした。厳しく指導していただき、仕事に対する基本的な考え方は、その方の影響をかなり受けていると思います。そんな訳で、私にとっては、室蘭イコール日本製鋼所で、訪れてみたい街でした。



そんな鉄の街 室蘭で有名な食べ物を調べると、「焼き鳥」と「カレーラーメン」があります。
お店を調べて、カレーラーメンが食べられる「味の大王 室蘭本店」に行ってみました。14:00頃に行ってみたのですが、次から次へと観光客がお店にカレーラーメンを食べに来ていました。写真だと美味しそうに見えないかもしれませんが、美味しいです。ちょっと辛めでスープが美味しいです。また、麺が即席ラーメンのような波々形状の縮れ麺で、これがカレー味スープと合って満足。

本日終了。「道の駅 みたら室蘭」で車中泊。
7月11日(火)
地球岬、登別温泉、苫小牧
室蘭には、多くの観光客が訪れるという地球岬があります。そこで、日の出を見ようと思い、4:00に地球岬に行ってみましたが、生憎の天気で日の出は見られませんでした。
確かに水平線が左から右に円弧に見えて、地球が丸く見えます。天気だったら絶景でしょうね!



最後に室蘭の名物「焼き鳥」が食べたくて、地球岬から 道の駅 みたら室蘭 にある「くじら食堂」に開店の10:00に戻り、焼き鳥弁当を買い、食しました。室蘭の焼き鳥は、実際は鳥ではなく、豚肉を玉ねぎを挟んで串に刺したものです。醤油たれが美味しい。本当は、夜、焼き鳥屋さんで飲み食べたかったのですが・・・。でも満足です。


満足したところで、次は、今日は天気が悪いので、温泉に入りに登別温泉へ。登別温泉に移動中も激雨が。



登別温泉後、今日夜車中泊の「道の駅 ウトナイ湖」へ移動。
北海道は、キャンピングカーで訪れられて方が多く、そのほとんどが年配の方達です。キャンピングカーでなく、普通の乗用車で来られている方も多いです。ご夫婦で廻られている方達も多い。どこの道の駅も、夜は、写真のように車中泊の車が停車しています。

本日終了。「道の駅 ウトナイ湖」で車中泊。
7月12日(水)
日高
本日は、苫小牧から海岸線を走って日高へ。ただ天気悪くて観光できず、移動に専念。
北海道、道路工事しているところ多く、片側一車線で信号待ち停車中に写真撮影。

ひだか町にある「道の駅 みついし」へ。今日は雨なので、ここでブログ作成。
本日終了。本日、このまま「道の駅 みついし」で車中泊。
7月13日(木)
襟裳岬
ひだか町の風景です。

今日は、ひだか町から襟裳岬へ。海岸線は、こんな感じです。



襟裳岬に近づくにつれて、晴れてきました。襟裳岬への道も空に向かって続きます。


襟裳岬に到着。初めての襟裳岬です。個人的には、北海道に来て一番のところです。天気も景色もすばらしい!!



襟裳岬の突端へ。ここには、野生のアザラシが生息しているそうです。残念ながら、アザラシ確認できませんでした。




襟裳岬、良かった!!
襟裳岬を後にし、次に阿寒岳に登るために、内陸の帯広に移動します。
コメント
証へ
雄大な北海道の魅力が伝わってきます。
見ていて楽しくなるよ笑
またね!