軽自動車 旅 … できたら日本一周と100名山登攀(22)島根、鳥取 などなど→帰宅

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軽自動車ひとり旅です。約1か月の九州巡りから本州に戻って来ました。下関からは山陰地方を巡って東京の自宅へ帰ります。

12月9日(土)下関、島根

昨夜は「関門橋 めかりSA」で車中泊し、朝起きるとすぐに関門橋を渡り、下関に入りました。九州から本州に戻りました。今朝は、下関の関門海峡沿いの「唐戸市場」にあり、朝6:00から営業している「市場食堂よし」に行きふぐを食べます。朝7:00に市場に到着です。市場をちょっと見て、市場食堂よしへ。

食堂では、ふぐ刺し、ふぐのから揚げ、ふぐの煮物が付いた「ふくふく定食」(¥2400)を食べました。朝からお腹いっぱいです。

朝ご飯を終え出発です。山口県は観光したことがあるので、今回は観光をせず、島根県に向かって日本海の海岸線を走ります。明日、島根県の石見銀山、出雲大社を訪れる予定です。

山口県の「道の駅 豊北」にあった2023年の干支のウサギの木彫りです。もうすぐ2023年も終わりです。

山口県の「道の駅 阿武町」です。12月ですけど、今日は半袖でも大丈夫。

一気に山口県を通り抜け島根県に入りました。ここは、島根県の「道の駅 ゆうひパーク三隅」です。

本日終了。「道の駅 サンピコごうつ」で車中泊。

12月10日(日)石見銀山、出雲大社

今日は、世界遺産となった石見銀山を訪れます。車中泊した「道の駅 サンピコごうつ」を出発して海岸線を北東に向かって走ります。暫く海岸線を走って、右に曲がり内陸に向かって10kmほど行くと「石見銀山 世界遺産センター」に着きます。世界遺産センターは、インフォメーションセンターで石見銀山の説明、ツアーの案内、交通案内などを受けることができるところで、そこで銀山を見ることはできません。添付地図にあるように、石見銀山は、世界遺産センターから2kmほど離れた所にあり、「銀山ゾーン」「武家・町家ゾーン」「代官所ゾーン」の3つのゾーンで形成されている広範なエリアです。石見銀山見学のために、まず、世界遺産センターから地図中央 B にある石見銀山公園に行きます。石見銀山ゾーンは、住民の方以外は車で入ることはできないので、ここ石見銀山公園の駐車場に車を停めます。

石見銀山は、約150万年前、石見銀山の南に位置する大江高山火山の噴火で、地下のマグマから銀を含んだ熱水が湧き出した結果、辺り一帯の岩石が福石(ふくいし)と呼ばれる銀鉱石となって形成された銀山です。その発見は、文献資料によると1527年で、それ以降本格的に開発が開始されました。16世紀半ばから17世紀初めには、世界の産銀量の約1/3を日本銀が占め、そのほとんどが石見銀山で産出されていました。

その銀山遺跡を見学するために、石見銀山公園の観光案内所で見学ツアー(500円)に参加しました。このツアーは、石見銀山公園から銀山ゾーンの一番奥にある坑道「龍源寺間歩」まで歩いて行き、その龍源寺間歩を見学する約2時間のツアーです。ベテランのガイドさんが詳しい説明をしてくれます。

ツアー開始です。龍源寺間歩まで約45分の歩きです。途中、趣のあるところがいろいろあります。

銀山ゾーンを歩いてい行くと、崖下のあちらこちらに間歩が現れてきました。間歩とは「坑道」のことで、ここ石見銀山では現在771個の間歩が発見されており、それぞれの間歩に番号が付けられています。子供しか入れないような小さな入口の間歩もあり、こんな小さな穴に奥深く入り込んで、暗い中で作業するなんて、考えるだけで閉所恐怖症の自分はパニックになりそうです。

石見銀山公園から45分ほど歩いて、見学ができる龍源寺間歩に到着。これから中に入ります。

龍源寺間歩の見学は、入口から157mまでのところです。坑道に入ると、歩いている坑道から上下左右あちらこちらに小さな坑道が伸びているのが見れます。

銀鉱石は、地下のマグマの活動で銀を含んだ熱水が岩盤の割れ目を通って噴出し、冷却によってできたものです。坑道の岩肌には、その岩盤の割れ目の線を確認することができます。

写真の石が、採掘された銀鉱石です。

龍源寺間歩のガイドツアーが終わり、また、石見銀山公園まで戻って来ました。ここからは、武家・町家ゾーンと代官所ゾーンを1人で散策します。まず、武家・町家ゾーンです。趣のある建物が立ち並んでいます。

代官所ゾーンに入りました。

城上神社の天井には、龍の絵が。途中、鉱山の坑夫が栄養補給に食べていたという「げたのは」を買いました。

再び、石見銀山公園の駐車場に戻り、石見銀山の見学は終了です。次は、出雲大社に向かいます。

石見銀山から、また、日本海の海岸線に出ます。この海岸線を、出雲大社を目標に、北東に向けて走ります。出雲大社が近くなり、参道入口の鳥居が見えてみました。何か工事しており、道が良く分かりません。まず、車が駐車できるところを探します。この鳥居の近くに、道の駅があり、この道の駅に車を停めて出雲大社に向かうことにしました。

長く続く参道を歩きます。

途中、参道の右側に、一畑電鉄の出雲大社前駅がありました。ちょっと、レトロな雰囲気です。

出雲大社の勢溜の大鳥居につきました。

更に松の参道を歩き、出雲大社拝殿へ。

神楽殿の大しめ縄です。このしめ縄は迫力です。

ムスビの御神像です。

御慈愛の御神像です。出雲大社には、うさぎの像が設置されています。これは、出雲大社にまつられている大国主大神が困っていたうさぎを救ったという伝説からだそうです。

出雲大社の参拝を終え、参道を帰ります。

本日終了。「出雲駅前駐車場」で車中泊。

12月11日(月)松江城

ここ出雲の名物は、出雲蕎麦としじみ汁です。出雲を出発する前に、「道の駅 大社ご縁広場」のお蕎麦屋さんで、出雲蕎麦としじみ汁をいただきました。これで心置きなく出発できます。これから松江に向かいます。今日は天気が悪く雨が降っています。

出雲から東へ、一畑電鉄と並んで松江に向けて走ります。

松江に到着。まずは、全国に12城しか残っていない現存天守のある松江城(現存天守は国宝)に行ってみます。松江城の築城は1611年で、オリジナルの天守には重みがあります。

松江城を見学し終わったころから雨が強く降り出しました。雨の中、松江城のそばにある小泉八雲記念館に行ってみます。平日で雨なので、お客さんがほとんどいません。今日は雨で寒くなってきたので、早めに休むこととしました。

本日終了。「道の駅 あらエッサ(島根県)」で車中泊。

12月12日(火)鳥取

今日これから、島根県から鳥取県に入ります。海岸線を鳥取砂丘に向けて東へ走ります。天気悪く雨模様です。日本海が寂しく見えます。

途中、「道の駅 神話の里・白うさぎ」に立ち寄り。

天気が悪いので、今日は移動だけで終了。「道の駅 きなんせ岩美(鳥取県)」で車中泊。

12月13日(水)鳥取砂丘、城崎温泉、舟屋群

今日は久しぶりの晴れです。鳥取砂丘に向かいます。鳥取砂丘パークサービスセンターの駐車場は有料なので、ちょっと砂丘から遠くなりますが、市営砂丘無料駐車場に車を停めました。そこから歩いて鳥取砂丘に向かいます。

昨日まで雨だったので、砂がちょっと湿っています。

鳥取砂丘では、砂柱や風紋を見ることができました。

砂柱です。写真で見ると、地球じゃないみたいです。

風紋や砂柱は、季節や天候、時間帯でその形状が目まぐるしく変わるそうです。また違う季節に来たいな!

12月の鳥取砂丘の見学を終え、昼ご飯です。鳥取の名物を買って、出発です。また、東へ向けて走ります。

鳥取砂丘から海岸線を東へ走ると、間もなくして兵庫県に入りました。さらに東へ走り、有名な城崎温泉に寄ることにしました。

城崎温泉に着くと、まず、温泉寺を訪れてみました。12月の平日ですが、そこそこ観光客がいます。

城崎温泉では、日帰り温泉の鴻の湯(こうのゆ)に入ってみました。温泉から出て、また、出発です。

東に走ると、京都府に入り、ちょっと不思議に入り込んだ久美浜湾沿いにいました。静かな湾を見ながら写真撮影。

さらに東に走り「道の駅 舟屋の里伊根」に到着。海に面した舟屋群が見えます。

本日終了。「道の駅 舟屋の里伊根(京都府)」で車中泊。

12月14日(木)天橋立

今日は、天橋立を訪れてみます。「道の駅 舟屋の里伊根」を出発し、宮津湾を南へ走ると天橋立が出てきます。JR天橋立駅を過ぎたところにある天橋立駐車場に車を停めて、天橋立を歩いてみます。

廻旋橋を渡って天橋立に入ります。

天橋立海水浴場です。

天橋立神社です。

天橋立の付け根にある智恩寺です。

お寺の欄干の隙間で、猫が日向ぼっこしながら熟睡してました。

天橋立を見て出発。東京に向けて走ります。途中、前を戦車が走っているのに遭遇。

本日終了。「道の駅 星のふる里 ふじはし(岐阜県)」で車中泊。

12月15日(金)木曽福島

今日は天気が悪く、朝から雨模様です。今日は、東京へ向けて、岐阜を抜けて木曽福島への移動のみとなります。

木曽福島に到着。木曽福島駐車場に車を停めて、木曽福島でのおてつたびで働いた時、行かせていただいた BAR松島 へ。木曽福島の日本酒を堪能。

本日終了。「木曽福島駐車場(長野県)」で車中泊。

12月16日(土)帰宅

今日は、いよいよ八王子の自宅に帰宅です。木曽福島を出発して、山梨県に入りました。河口湖で、友人の石井さんから教えてもらった「ほうとう蔵 歩成 河口湖店」で山梨名物のほうとうを食べに行きました。人気店のようで海外からの観光客も多く、とても混んでました。30分くらい待って、席に案内されました。混んでいるだけあって、美味しいほうとうでした。

ほうとう食べて、後は一直線に八王子の自宅に帰るだけです。11月9日に出発して、約5週間の九州への車中泊旅行でした。九州の百名山の5名山も制覇することができました。

最後に、九州の銭湯に貼ってあった「18才と81才の違い」が面白かったので、それを載せて終わりとします。

2023年 車中泊で回った経路です。3月に、四国1週したので、ほぼ日本1週完走かな…..。近畿と北陸が残ってるかな。

事故無く無事に完走できました。

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