軽自動車 旅 … できたら日本一周と100名山登攀(18)鹿児島

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軽自動車ひとり旅です。宮崎県から鹿児島県に入りました。鹿児島では、鹿児島で医師をしている高校の同級生の小川氏に会います。小川氏とは、2020年に高校の同級生何人かと鹿児島を訪問し会う予定だったのですが、その年に始まった新型コロナパンデミックにより会うことが叶いませんでした。今回は自分1人だけですが、やっと会えるようになりました。100名山は、開聞岳に登ります。

11月24日(金)雄川の滝

宮崎県の「道の駅 くしま」を出て海岸線を走り鹿児島県の大隅半島に入りました。11月も、もう終わりというのに、まだ暖かいので、途中花畑が所々にありました。目的地は、大隅半島最南端の佐多岬です。その佐多岬の前に、途中、雄川の滝に立ち寄ります。

雄川の滝は、NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニング曲の中に出てくる滝です。道の表示通りに走って来ると、まず雄川の滝を上から見る「雄川の滝展望台」に着きました。滝の上からの展望は写真のようで、激しく水が滝を落ちて行ってます。ずっと晴れ続きなので、どこからこの水量の水が来るのか?不思議です。「西郷どん」では、滝の下からの映像だったので、下からも滝を見たいのですが、上から下に移動するには、車で15分位ぐるっと回って行きます。また、駐車場に着いてからは、遊歩道を片道30分位歩いて行くと、要約「西郷どん」で見た位置から滝を見ることができます。滝の崖には柱状節理が横一面に見られ、その横一面に広がった柱状節理の間から幾つも水があふれ出ています。滝も凄いのですが、滝と並んで横一面に柱状節理から溢れ出す水の景観が印象的な場所です。

雄川の滝を後にし、本土最南端の佐多岬に向かいます。佐多岬に到着です。向こうに、鹿児島湾を挟んで薩摩半島の開聞岳が見えます。

佐多岬から見る海は広いです。佐多岬を後にし、大隅半島の西海岸を北上して行くと、向こうに桜島が見えてきました。

本日終了。「道の駅 たるみず はまびら」で車中泊。

11月25日(土)鹿児島市

鹿児島湾に面した大隅半島の海岸線を鹿児島市を目指して北上します。正面に桜島が見えてきました。何故か渋滞で車が進みません。

鹿児島市内に入り、まず、資料館である黎明館(れいめいかん)に行き、鹿児島の歴史を学習です。

黎明館を見学し、お昼です。新しい土地に来ると、どうしてもそこのラーメンがが食べたくなります。鹿児島も鹿児島ラーメンがあり、鹿児島で人気がありそうな「ざぼんラーメン」に行きました。ざぼんラーメン、豚骨スープですが、あっさりとしたスープで、ツルツル麺でした。やはり人気があり、お客さんが次から次へと入って来ます。お店は広く、お店のおばさんが何人もいらして、次から次に来るお客さんを空いてる席に手早く案内しています。

今日の夜は、高校の同級生の小川氏と鹿児島中央駅で待ち合わせて食事をする約束をしています。そのため、鹿児島中央駅の近くにホテルを取りたかったのですが、鹿児島市内のホテルは一泊2万~3万円と高いので、下図の汽車で鹿児島中央駅から1時間くらいの所ににあるホテルを取ってしまいました。汽車に乗るのは楽しいのですが、ちょっと遠いな。

車をホテルに置いて、最寄りの中名駅から鹿児島中央駅行きの汽車に乗りました。車窓から桜島が見えます。

鹿児島中央駅に着きました。

小川氏との待ち合わせの時間(17:15)まで、まだ時間があるので、駅から歩いて「西郷隆盛誕生地」に行ってみました。

小川氏と10年ぶりくらいの再会です。小川氏が予約してくれた薩摩料理のお店で飲み会開始です。

まずは、鹿児島名物のきびなごと地鶏の刺身でスタートです。お酒はもちろん芋焼酎でごあす。

2件目、小川氏の馴染みのお店に連れて行ってもらいました。

沢山飲んで、終電一本前の指宿行き汽車に乗るために小川氏に鹿児島中央駅まで送っていただきました。また、次回。この次は、いつ会えるかな?

終電一本前の 22:26 鹿児島中央駅発の汽車、座ることができ、気持ちよく揺られて目的の10駅目の中名駅に向かいます。お酒を沢山飲んで、汽車に揺られていると、当然ながら熟睡となってしまいます。2つ目の駅に着いた時、東京でも時々あるのですが、目的の駅に着いたと思い、汽車から飛び降りてしまいました。そこで、その駅で次の終電を待てば良いのに、何を思ったかホテルに向かって歩き出してしまったのです。海岸線に沿って歩くのですが、街灯もなく真っ暗の中を携帯電話のライトで酔っ払いながらひたすら歩きました。酔っ払いなものですから、途中、顔面から道に転び、顔と手が血だらけとなってしまいました。その横を暗闇の中を最終電車が走り過ぎ、何と寂しい光景でした。そこから2時間以上歩き、ホテルに着いたのは1時過ぎでした。

本日終了。へろへろ状態でホテル泊です。

11月26日(日)指宿

次の目標は、開聞岳登攀です。開聞岳が、九州の百名山登攀の最後の山となります。ですが、昨日飲み過ぎたので、今日は指宿に向かい温泉で休養とします。ホテルをゆっくり 10:00に出て、まずは指宿駅を目指して海岸線を南下して走ります。

途中、「道の駅いぶすき」でさわやかなソフトクリームをいただきました。お酒を飲んだ翌朝のソフトクリームは、美味しい!

指宿駅に到着です。

もうお昼の時間なので、指宿駅前の近代的な佇まいの和食やさんで鹿児島豚のとんかつをいただきました。

昼ご飯を終え、西郷隆盛が逗留していたいう鰻温泉に向かいます。鰻温泉は、火口湖である「鰻池」のほとりにある区営の温泉です。

こんな感じの、のどかな小さな温泉で、温泉は熱めです。日曜日なのですが、お客さんは2~3人程度でした。向こうに鰻池が見えます。

温泉に入った後、久しぶりにフルーツオレを飲みました。

帰りに鰻池に立ち寄りました。

さて、これから今日宿泊の「道の駅 山川港」に向かいます。途中、もうすぐ12月なのに、菜の花が咲いていました。

本日終了。「道の駅 山川港」で車中泊。 明日は、開聞岳登山です。

11月27日(月)開聞岳

「道の駅 山川港」を後にして、開聞岳に向かいます。

開聞岳の駐車場に着きました。これから開聞岳(924m)に登ります。時刻は、9:35です。酔っ払って転んで擦りむいた手のひらが痛いです。

開聞岳登山口です。

登り始めて、だんだんと高度が上がってきました。今日は良い天気で、こんな景色が見れます。

山頂に着きました。時刻は、11:35です。2時間で登ることができました。太平洋が一望できる見事な景色です。ここで🍙を食べて、しばらくこの山頂からの景色を楽しみます。

さて、下山です。ゆっくりと降ります。13:50に下山です。開聞岳登攀。これで九州の百名山6つ登攀達成です。

これから、今日の宿泊場所を探して枕崎に向かいます。

車中泊には、広めの駐車場とトイレがある場所を探します。通常、この条件を満足する道の駅で車中泊するのですが、枕崎付近には道の駅が無いので、良さそうな場所を探しながら枕崎の海岸線を走っていると、良い所がありました。海岸線の突端に、無料のキャンプ場もある「火之神公園」を見つけ、この公園の駐車場が車中泊に最適で、今日はこちらで車中泊させていただきます。

車中泊できる場所も見つけられたので、次は、夜ご飯です。今日のご飯は、鰻です。

ご飯も食べ、帰りの月がきれいでした。

本日終了。「火之神公園」で車中泊。

11月28日(火)枕崎

火之神公園から見える開聞岳からの日の出です。

今日はまず、枕崎にある焼酎で有名な「さつま白波」の蒸留所「明治蔵」を見学します。朝9:00に訪問したので他のお客さんはおりません。

蒸留所内は、こんな感じです。今は焼酎の仕込み時期ではないので、蒸留所は稼働しておらず閑散としています。こちらは昔ながらの製造設備ですが、別の蒸留所はステンレスを使った最新設備とのことです。

「さつま白波」を4本買って、この明治蔵を後にしました。

次は、太平洋戦争で多くの特攻隊員が飛び立った知覧特攻基地の跡地に建てられた知覧特攻平和会館を訪れました。平日でしたが、ご年配の方から小学生まで多くの幅広い年齢層の人達が、この平和会館を訪れていました。国の政治によって、普通に暮らしていた多くの若者が徴兵され、命を落としていったことを強く確認させられる会館です。世界では、政治によって戦場に若者が送り込まれることが今も繰り返されており、人類の成長の無さを感じ得ずにはいられません。

知覧には武家屋敷の街並みがあり、そちらの見学もしました。

本日終了。「道の駅 阿久根」で車中泊。鹿児島県はここまでで、明日から熊本県に入ります。

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